FUJI NAOMI ロードバイク ディスクブレーキ化
こんにちは
YOSHIです。
足を怪我したり、バイク(HONDAのエイプ)を組み立てたりが忙しく、随分間が空いてしまいました。
しかし、その間も自転車は弄ってました。
需要はあまりないでしょうが、ロードバイクのディスクブレーキ化です。
試作はかなり前に完成していましたが、上記の通り他の事に気を取られて更新をしていませんでした…。
多くのロードバイクはリムブレーキがまだ主流で、僕のNAOMIも同じくリムブレーキです。
コレをディスクブレーキ化する。
といったカスタムになります。
リムブレーキとディスクブレーキの違い
わざわざディスクブレーキに変えるわけですから、もちろん大きな違いがあります。
この記事をご覧頂いてる時点で、それらは理解している方が殆どだとは思いますが、
理解せずに行うとブレーキの動作がイメージと大きくかけ離れるので危険なため、改めて説明します。
リムブレーキ
ホイールのリムをゴム製のブレーキシューで挟む事で制動する。
ディスクブレーキ
ハブに取り付けた金属製のディスクローターを金属製のブレーキパッドで挟む事で制動する。
仕組みとしての違いはそれだけですが、制動する位置、制動装置の材質が異なることで制動感覚に大きな違いが発生します。
リムブレーキ
制動面のリムが地面の近くを通るので汚れやすくシューにゴミが付着しやすい、またゴム製のシューは濡れると制動力が落ちる。
つまり、悪天候に弱い。
ディスクブレーキ
制動面のディスクローターは地面から離れているので、汚れは付着しづらい、また金属製のディスクローターとパッドは濡れてもそれほど制動力は落ちない。
つまり、悪天候に強い。
ということです。
ただし、晴天時の制動力はリムブレーキの方が高いと思います。
後、ディスクブレーキは調整がキッチリ出来ていないと、鳴きや引摺りが酷くて乗れません。
長々と理論的なことを書きましたが、僕は余り上記の点は気にしてません。
何故なら、それより素敵な利点があるからです。
それは、
ディスクブレーキはリムを削らない!
ということです。
つまり、
お気に入りのリムを長く使える。
ということになります。
では、ディスク化前後の比較から見てみます。
FUJI NAOMI ディスク化外観
Before
After
ハブとホイールを新調したのでガラッと雰囲気が変わりました。
リアのブレーキが無いのは、改良中の為です。
(乗れるのですがディスクローターとフレームのクリアランスがギリギリなので取り外し時に傷が付いてしまうのです…。)
試作型リアキャリパーアダプター
強度等は深く考えずに作りました…。
ポリッシュアルミニウムのNAOMIを更にギラつかせる為にARAYAのSA-730を選択しました。
お察しの方もいるかと思いますが、
鏡面アルミのこのリムがガリガリになるのが嫌なので、ディスクブレーキ化した訳です。
性能云々ではなく、
完全に見た目ですね。
リムに合わせてスポークはステンの色無しで組みました。
スポーク本数も増えてしまい、若干重量増のデチューンですが、見た目重視なので気にしません。
長くなってしまったので、詳しいディスクブレーキ化の方法はまた次回に。
まとめ
もともとリムブレーキのバイクをディスクブレーキ化すると重量面では不利。
それよりもデザイン重視のホイールにしたい方はディスクブレーキ化は有効。
また悪天候でも安定した制動力を求める場合もディスクブレーキは有効。
ディスクブレーキが初期装備のロードバイクも増えてきました。
どうするか検討中の方に参考になれば幸いです。
では。