クリンチャーのリムにチューブレスタイヤ     ~準備~

クリンチャーとチューブレスタイヤ

こんにちは

YOSHIです。

 

この前、久しぶりに空気を入れて自転車に乗ろうかと思ったところ、

地味にパンクしてるようですぐに空気が抜けてしまいました。

なので、思い切ってチューブレス化してみたいと思います。

 

ちなみに今回のチューブレス化は実験的な意味合いが強いです。

なぜなら、僕が使っているリムはクリンチャーだからです。

※ARAYAのSA-730がお気に入りです。

ARAYA_SA-730

 

結論から言うと実験は成功しましたので、自己責任ではありますが

クリンチャーでチューブレスを諦めていた方の参考になれば幸いです。

 

準備や装着に手間がかかります。

よって説明が長くなってしまうので

準備編、装着編、結果

の三部構成で行きますので、興味のある方はお付き合いください。

 

 

 

チューブレスのメリット

チューブドとチューブレスのメリット、デメリットを知らないと、

なぜチューブレスにするのか理解できないですよね。

 

チューブレスのメリット

・異物が刺さっても一瞬で空気が抜けることがない

・低圧での運用ができる(リム打ちパンクの心配が無い)

・空気が入らない大きなパンクでもチューブを入れて走れる

・余分なチューブが無いので軽く、抵抗が少ない

チューブレスのデメリット

・チューブレスリムでなければシーラントが必要

・チューブレスリムでなければリムテープが必要

・ビードが硬く、装着が大変

・ビード上げが普通のポンプだとかなり大変

・リムやタイヤの精度によりエア漏れが発生する

 

チューブドのメリット

・ほぼ全てのタイヤとリムが対応している

・装着が簡単

・町中のほぼどのお店でも部品が買える

チューブドのデメリット

・何か刺さると一瞬で空気が抜ける

・低圧での運用ができない(リム打ちパンクが発生する)

 

まとめると、

つけるのが面倒だが、つけてしまえばパンクの心配が減るチューブレス

つけるのは簡単だが、つけた後もパンクに気をつかうチューブド

と言えます。

 

ということで、いちいちパンクを気にするのが面倒だったのと、

クリンチャーをチューブレス化できればリムの選択肢が増えて

面白いと思ったので実験も兼ねてチューブレスを選択してみました。

 

 

 

チューブレス化に必要なモノ

クリンチャーやチューブレスレディのリムはチューブレスタイヤの

ポン付けは出来ないので、最低限以下のモノを揃えましょう。

※ニップル穴やバルブ穴、ビードからのエア漏れを防ぐ必要があります。

 

・チューブレスタイヤ

これが無いと始まらないですね

僕は

IRC FORMULA PRO TUBELESS X-GUARD 700x28c

IRC FORMULA PRO TL X-GUARD

を選択しました。

名前からしてパンクしづらそうです

 

 

・チューブレス用リムテーム

普通のゴムのモノではダメです

僕は

3M 仮固定用テープ 8898

3M8898仮固定テープ

を選択しました。

NOTUBEからチューブレスレディ用のテープも出ているのですが、

今回は実験的な意味合いが強いので、あえて

「噂では聞いているけど、本当に使えるのか・・・?」

といったモノを選びました。

 

 

・チューブレス用バルブ

ゴムの受けがついたバルブです。

僕は

TNI TUBELESS VALVE(長さは60mm)

TNIチューブレスバルブ

を選択しました。

コア回しもついていて、無難な選択です。

※後でシーラントを注入する際にバルブコアを外す必要があります

 

 

・シーラント材

テープだけではエア漏れするので必須です。

僕は

IRC TIRE SEALANT チューブレスレディ用

IRCタイヤシーラント

を選択しました。

 

 

タイヤと同じものを選んだだけですが、

Produced by NOTUBES

Made in USA

MADE IN USA Produced by NOTUBES

の様です。

 

 

・シーラント注入器

シーラントを注入するのに必要です。

僕は

ダイソーのシリンジ

ダイソーシリンジ

を選択しました。

シーラントを入れるだけなので、このシリンジで十分です。

目盛りもついているので、規定量をしっかり測って入れられます。

 

・空気入れ

ビードを上げるのに必要です。

あえてフロアポンプと言わずに空気入れと書いたのは、

コンプレッサーで空気を入れたからです。

フロアポンプでも無理ではないでしょうが、瞬間的に空気を入れられる

CO2インフレーターはあったほうが楽になると思います。

コンプレッサー

僕は上の写真のコンプレッサーを使用しています。

100vの電源が必要ですが、持ち運びできる重さでレギュレーター(0.6~0.8MPa)もついています。

今回のチューブレスタイヤの上限空気圧まで入れらるので、ビード上げだけでなく

日常の空気圧管理も数秒間プシューっと空気を入れるだけで、空気圧のチェックは不要なのでとても便利です。

欠点はちょっと五月蠅いことですね。

 

 

近隣環境にもよるかとは思いますが、コンプレッサーはあると便利ですよ。

タイヤの空気入れ

エアダスター(主に家の掃除機のフィルター清掃に使用)

エアツール

自転車以外の用途でも出来ることが増えますので、ぜひこの機会にどうでしょう。

 

 

 

まとめ

大事なこと

クリンチャー、チューブレスレディは密閉構造ではない(ニップル穴があいてる)ので

エア漏れ対策が必要。

 

リムや空気入れはあると仮定して

・チューブレスタイヤ

・チューブレスレディ用リムテープ

・チューブレス用バルブ

・タイヤシーラント

・ダイソーのシリンジ

の5点を揃えればチューブレス化の準備は完了。

 

次回「装着編」。

 

では。

 

 

 

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